新郎主賓祝辞・上司スピーチ 例文

●●(新郎)さん、△△(新婦)さんご結婚おめでとうございます。またご両家の皆様にも心よりお慶び申し上げます。
ご起立の皆様、どうぞご着席ください。私は新郎が勤務する□□(会社名)で■■を務めております、◆◆と申します。
本日はお二人の輝かしい門出をお祝いいたしまして、誠に僭越ではございますが、ひとことごあいさつをさせていただきたいと思います。

新郎の●●くんは、おととしの九月に当社に入社されました。第一印象は「真面目な男だな」というものでしたが、一緒に仕事をしていくうちに、少しずつ、彼の誠実さや責任感の強さがわかってきました。与えられた仕事には誠意を持って取り組み、最後まできちんとやりとげてくれるので、私も安心して任せることができます。また、彼は非常に頭の回転が早いので、何事も冷静に判断してくれるだけではなく、積極性も兼ね備えておりますので、自分からすすんで仕事を見つけて頑張ってくれているところにはいつも感心しております。

そんな●●くんですが、入社して間もないころ、同僚の結婚式の余興では、意外な一面を見せてくれたことがありました。いつものまじめな彼とはうってかわり、思いっきりはじける姿には驚きと同時に、「こんなに人を楽しませることができるユニークな人なんだ」と彼の多面性を垣間見ることができ、何となく親近感を感じたのを覚えております。

今はまだ原石ではございますが、さらに自分を磨き、近い将来にはダイヤモンドのような輝きをみせてくれると信じております。若手のホープから今後はさらにステップアップすることで、いずれは会社を担う重要な人材として、ご活躍されることを大いに期待しております。

新婦の△△さんには、本日初めてお目にかかりましたが、先程から●●くんを見つめる優しい眼差しに聡明さと温かさが感じられ、「この人なら」と安心いたしました。●●くんは積極的な反面、少しだけ気が弱いところがありますので、どうか彼が迷っているときには、「あなたなら大丈夫よ」とそっと背中を押してあげてください。

これから長い人生をともにされるお2人に、僭越ではございますが、私から夫婦円満の秘訣をアドバイスさせて頂きたいと思います。それは、「ほめ言葉は十分に、愚痴や小言は少なめに」ということです。夫婦生活が長くなると、私の経験からみましても、だんだんと相手をほめるということが少なくなり、反対に愚痴や小言が多くなってくるものです。ですから、広い心でお互いを受け止め、多少のことは大目に見ることも時には必要だと思います。そして、相手のよいところは素直に褒め、感謝の気持ちをきちんと声に出して伝えることが大切なのではないでしょうか。

これからは、楽しいことも辛いこともお二人で分かち合いながら、どんな時も力を合わせて、いつまでも心からの「ありがとう」が言い合える温かい家庭を築いていってほしいと思います。

最後になりましたが、お二人の末永いご多幸とご両家のさらなるご発展をお祈りいたしまして、簡単ではございますが、私のお祝いのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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