ウィズコロナで結婚式はどうなる?
結婚式で比較的人気のシーズンと言われている春に結婚式を予定していたカップルもコロナ禍で式を延期したケースも多かったのではないでしょうか。
まだ「新しい生活様式」という考え方ができて広報される前だったこともあり、自粛せざるを得ないケースや式場自体が休止などして延期せざるを得なかったケースもあるでしょう。
春にやりたかった人は秋に
最も流行していた時期に予約していた人は、式場が開いていなかった春から再開後の秋に、春に計画をしていた人は流行期を避けて秋に延期しようとする人が多かったようです。
さらに、今年中に式を挙げる人については、招待人数を少なくして小規模の式を検討してる人が増えたようです。
「新型コロナウイルス流行中の結婚式場探し」に関する実態調査
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/979/
結婚式での感染拡大リスク少なくとも今年の秋頃に式ができたとしても、今後はウィズコロナ(感染流行のリスクがなくならない状態で新しい生活様式が推奨される時期)を意識したものになるでしょう。
結婚式や披露宴等が行われる場面には次のような特徴があります。
- 一定の人数、ときに多数の人が来場する
- 会場や敷地内でのランダムな移動が伴う
- 賑やかな雰囲気の中、歓談する時間が多くなる
- 比較的長い時間での飲食を伴う
- 余興等のパフォーマンスが行われることもある
新しい生活様式での結婚式
そのような結婚式独特の場面で、いかに華やかさを失わないようにしながら新しい生活様式に見られる以下のような対策を取り入れるかが大事になってきます。
- マスクの着用・フェイスシールドの活用
- 席についてはできるだけ距離をとる
- ビュッフェスタイルから個食スタイルへ
- グラス、お猪口で回し飲みをしない
- 写真撮影などでは接近しすぎない
結婚式に続く、披露宴は華やかさや賑やかさが本来的に伴うものです。
マスクの常時着用や写真撮影での密接を避けるなど、これまでの式場の雰囲気とは少し変わったものになるかもしれません。
5月14日付で公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(以下BIA)より発表された結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」も参考になります。
「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」
https://www.bia.or.jp/guidelines/
ウィズコロナとウェディングプランニングのオンライン化
式を挙げるカップルにとってはその場を作ることが大事ですし、大事な人に参加してもらうことに意義もあります。
披露宴に招待される人はおしゃれをしてその場を盛り上げることも重要です。
これはリアルな場だからこそできることです。
一方で結婚式の醍醐味の一つはプランニングであり、こちらは必ずしも人が対面で集まらなくてもできることも多いでしょう。
ウィズコロナのウェディングプランニングにおいては今後、オンライン化の技術の活用が期待できそうです。