結婚式スピーチ 新婦友人 手紙例文

スピーチ例文・文例

只今ご紹介いただきました、新婦友人の●●と申します。○○さん、△△さん、ご結婚まことにおめでとうございます。ご両家の皆様方へも、心よりお慶びを申し上げます。

本日は友人を代表してスピーチをさせていただけることを、とても光栄に感じています。笑顔で見つめ合う○○さんと△△さんを見て、私も幸せな気持ちでいっぱいになりました。新婦との思い出を辿りながら、手紙に気持ちを込めてお祝いの言葉を述べさせていただきたいと思います。またここからは、いつもの通り△△と呼ばせていただくことをお許し下さい。

△△へ

△△と私が初めて出会ったのは、高校1年生の時だったね。そのころは意気投合というほどの感じはなかったけれど、それ以来親交は続き、卒業してから今日まであっという間に時が経ってしまったような気がしています。

「高校時代は親友といえるほどでもなかったのに、どうしてこんなに仲良くなったんだろうねぇ」、そんな風にふたりで笑い合ったこともあったね。そして偶然にも私たちは、結婚という、新しい人生をスタートさせるタイミングもちょうど一ヶ月違いとなりました。こんなことを言ったら新郎の○○さんにやきもちを焼かれてしまうかもしれないけれど、私たちの間には、目に見えない深く不思議な縁があるのかなと思っています。これからは、どっちが幸せになれるか競争だね。

高校を卒業すると、△△は教師への道を、私の方は看護師を目指して進学。何事にも真面目に取り組み、一途で人一倍責任感のある貴女なら、きっと周りに尊敬される素晴らしい教師になれるはず…あの頃から私はそう信じて疑いませんでした。

そして、△△はその言葉通り小学校の先生になって、会って話をするたび、とても楽しげに子供たちの話をしてくれますね。キラキラと輝く瞳からは、教師として充実した毎日を送っていることが伝わってきて、そんな貴女を私はいつも羨しい思いで見つめていました。またどんな挫折をも乗り越え、最後まであきらめず挑戦を続けることで夢を叶えた△△のことを私は誇りに思っています。

そんな貴女だからこそ、大学卒業後に音楽のプロを目指していた○○さんの夢を理解し、その思いを尊重するようにいつも彼のことを応援していたその姿を、私は今も忘れることができません。

将来について、△△から悩みを打ち明けられたこともあったね。けれどもしばらくして、○○さんは△△と一緒に家庭を作りたいと、消防士への転身を決意してくれました。きっと常に自分を励まし、温かく見守ってくれる△△の存在の大きさを、あらためて実感したからだと信じています。内助の功という言葉は△△のためにあると思えるほど、いつも一生懸命だったことを私は誰よりもよく知っています。だから、貴女の気持ちがようやく通じたと知った時には、涙が出るほど本当にうれしかったよ。

○○さん、今までずっと陰で支えてきた彼女への感謝の気持ちと思いやりを忘れずに、△△のことを何より大切にしてあげてください。そして△△、これからもお互いの絆を大切にしながら、消防士1年生として頑張っている○○さんをしっかりと支えていって下さいね。

近い将来には、ふたりのお子さんについてたくさん話を聞かせてもらえることを楽しみにしていますよ。いつか家族でホームパーティーや旅行にも出掛けましょう!力を合わせておふたりらしく、素敵な家庭を築いていかれますように…末永くお幸せに!

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