結婚式スピーチを自分で書いてみたい人向けテンプレ・チェックリスト

【完全保存版】はじめてでも書ける!自分で結婚式スピーチを書くための構成ガイド
結婚式でスピーチを頼まれたとき、「どうやって書けばいいの?」「緊張するし、失礼のないようにしたい」と悩む方も多いと思います。
この記事では、プロの代筆経験をもとに構成されたテンプレートを使って、初心者の方でも安心して自分らしいスピーチが書けるよう、構成・文例・チェックポイントまで詳しく解説していきます。
■ スピーチの基本構成は「4部構成」
スピーチには基本となる流れがあります。
それは、①導入(あいさつ)→②本題(エピソード)→③祝福の言葉→④締め、という4部構成です。
これに沿って書けば、3分前後の自然でまとまりあるスピーチが完成します。
①【導入】会場へのあいさつと自己紹介(目安:20〜30秒)
✅目的:
- 会場の皆様への礼
- 自分の立場を簡潔に伝える
📌書き方:
- 「本日は〜」で始めるのが定番
- 短く自己紹介(新郎新婦との関係性)
🧾例文:
本日は、お二人の晴れの日にお招きいただき、誠にありがとうございます。
私、新郎○○くんとは大学時代からの友人で、今日はそのご縁で一言ご挨拶させていただきます。
【②【本題】新郎新婦の人柄・エピソード紹介(目安:1〜1.5分)
✅目的:
- 会場に「お二人らしさ」を伝える
- 会話調やエピソードで和やかに
📌構成:
- 新郎(または新婦)の性格・印象
- 思い出のエピソード(感動・笑いどちらも可)
- 出会い〜今に至る変化(→結婚の素晴らしさへ)
🧾例文:
○○くんは、初対面の頃からとても真面目で、でもちょっと天然なところもある、そんな愛されキャラでした。
大学時代、私たちが課題に追われているときも、彼はなぜか一人だけレポートを「消した」と騒いでいたことがあり、皆で深夜に励ましたのを覚えています(笑)。
そんな彼が、△△さんと出会ってから、表情が本当に柔らかくなり、以前にも増して頼もしくなったと感じています。
③【メッセージ】2人への祝福と未来への願い(目安:30〜45秒)
✅目的:
- 結婚を祝う言葉
- 未来への励ましや期待
📌書き方:
- 短く温かい言葉で
- 「これからの人生に〇〇を」という願いを入れると◎
🧾例文:
これから先、いろんなことがあると思いますが、今日のこの気持ちを大切に、お二人らしく歩んでいってください。
どうかいつまでも、お互いを尊重し合い、笑顔の絶えないご家庭を築いてください。
④【締め】感謝と締めの言葉(目安:20秒)
✅目的:
- 会場の皆様・ご家族への感謝
- 簡潔にスピーチを終える
📌書き方:
- 最後は「本日はありがとうございました」で結ぶと自然
🧾例文:
本日はこのような素敵な場に立たせていただき、ありがとうございました。
お二人の末永い幸せを、心よりお祈り申し上げます。
本当におめでとうございます。
✨全体まとめ(流れを図式化)
① あいさつ・自己紹介(30秒)
↓
② エピソード・人柄紹介(1分30秒)
↓
③ 祝福と未来へのメッセージ(40秒)
↓
④ 締めの言葉(20秒)
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▶ 合計: 約3分
📎補足Tips
- ユーモアと誠実さのバランスを意識
- 話し口調を意識(書き言葉ではなく「話す」ように)
- 声に出して読んで確認(自然なリズムか、噛まないか)
✅ チェックリスト:書いた後に確認しよう!

📎補足:NGになりがちな表現の例
- 元恋人との話(特に元カノ・元カレの話題)
- 内輪すぎるネタ(他のゲストが分からない)
- 恥ずかしい失敗談(本人が嫌がるレベル)
- お金・妊娠・出産などデリケートな話題
■ 最後に:スピーチに必要なのは「うまさ」より「気持ち」
大切なのは、プロのように完璧な文章を書くことではなく、あなた自身の言葉でお祝いの気持ちを伝えることです。
どんなに立派な文章でも、気持ちが込もっていなければ人の心には届きません。
少しつたなくても、素直に、誠実に語りかけるように書く。それが、誰かの記憶に残る素敵なスピーチになるのです。