新婦上司挨拶 例文
○○(新郎)さん、△△(新婦)さん、ご結婚おめでとうございます。また、ご両家の皆様にも心よりお慶び申し上げます。皆様どうぞご着席ください。私は、新婦が勤務する会社で●●を努めております〇〇と申します。まことに僭越ではございますが、ひとことお祝いのご挨拶を述べさせていただきたいと思います。
新婦の△△さんは、今から3年ほど前に私の部下として配属されました。真面目にコツコツと仕事に取組む△△さんは、非常に頑張り屋さんであり、業務をあっという間に覚えられました。現在では、現場で複写機の組み立て作業に従事されており、責任感の強さから1つのブロックを丸ごとお任せしています。それと同時にサポート員として、現場の作業者の面倒もしっかりと見てくださっております。持ち前の明るさと慎重さ、そして、周りを気遣う優しさから、同僚からの信頼も厚く、リーダー的な存在として、個性的なメンバーを上手にとりまとめてくれております。また、私の片腕的な業務もこなしていただいておりますが、その几帳面なお仕事ぶりには心より感謝いたしております。
そんな△△さんと○○さんの出会いは、今から3年半ほど前であり、社内で仕事を通して顔見知りとなり、お付き合いが始まったということです。同じ社内でこんなに素晴らしいカップルが誕生されたことは、私にとりましても、大変喜ばしいことであります。また、お2人はゲーム好きだとうかがっておりますが、お料理をすることがご趣味だという△△さんの手料理をいただきながら、ゲームを楽しむお2人の仲むつましいお姿を想像し、微笑ましく思っております。
ここで、お2人にイギリスの神学者である「トーマス・フラー」のこんな言葉をおくらせていただきたいと思います。
「結婚前は両眼を大きく開いて見よ、結婚してからは片目を閉じよ」
これは、結婚前はできるだけ大きく両眼を開いて、相手が人生のパートナーとしてふさわしい人なのかどうかを見極めることが大切ですが、結婚後は多少のことには片目を閉じることが必要だという意味です。私も夫婦円満の秘訣として非常に強く共感できる言葉だと思っております。
これからの長い人生においては、楽しいこと、辛いこと、いろいろなことがあると思われますが、全てをお2人で分かち合いながら、どんな時も力を合わせて乗り越えていってください。そして明るく素晴らしい家庭を築いていってほしいと思います。お2人のご多幸とご両家のますますのご発展をお祈りいたしまして、私のお祝いのご挨拶とさせていただきます。本日は本当におめでとうございました。