上司のスピーチ挨拶例文3

只今ご紹介に預かりました、※※会社(会社名)にて※※(役職名)を務めております、■■と申します。ご起立の皆様、どうぞご着席下さい。●●君、△△さん、本日はご結婚まことにおめでとうございます。ご両家の方々も大変お慶びのことと、心よりお祝いを申し上げます。また、おふたりの晴れやかなお席に招かれ、職場を代表してこの場に立たせていただけますことをとても嬉しく思っております。諸先輩方を差し置き、まことに僭越ではございますが、わたくしよりひと言お祝いの言葉を述べさせていただきます。

●●君と私が一緒に仕事をするようになってから、今年で〇年目を迎えます。彼は以前の職場である「〇〇株式会社」の〇〇工場で、電気技術者として、〇〇製造設備のエンジニアリング業務に携わっておられました。また、在職中の2011年5月には、東日本大震災で被災した仙台工場の復旧を命ぜられ、現地へ派遣されたエリート技師の一人でもございます。そして、復旧工事が完了した2012年12月、本社である当社へ異動となった次第です。以来●●君には、「滋賀工場」、「御殿場工場」、「湘南工場」と、主要各所の飲料生産設備の工事に奔走していただいております。そのお仕事ぶりは非常に真面目で、責任感の強さが際立っていると言えます。どんなに忙しくても決して手抜きをせず、グチをこぼさない姿勢。また、人を選ぶことなく真摯に対応できるのも、彼の素晴らしさです。一方、●●君のお人柄について申し上げれば、口数が少なく寡黙、ややおっとりしたタイプといったところでしょうか。そして、高身長の●●君は※※時代に、サッカー部(クラブ)のゴールキーパーを務めていたそうです。常に人より一段高い目線で物を見ているにもかかわらず、彼が高所恐怖症であるという意外な一面が分かった時は、社内の皆が顔を見合わせ、思わずにやりとしてしまったものです。

そんな●●君と〇〇さんにとって運命的な出会いのきっかけとなったのが、先ほどお話しした彼の仙台への赴任でした。当時〇〇さんは仙台工場に勤務されており、以降●●君は遠距離をものともせず、お互いへの愛情を大切に育んでこられました。上司として●●君の日々の忙しさは、十分に承知しているつもりです。そんな中で、滞りなく結婚式の準備を進めてこられたおふたりには、頭が下がる思いがしております。彼にはゆっくりとした休みも取らせてあげられず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それだけに今日は私自身にとっても、何より喜ばしい日となりました。率直なところを申し上げれば、これからも忙しく現場を飛び回ってもらったり、出張をお願いしたりと、●●君にはまた慌ただしい毎日を送っていただくことになってしまうかもしれません。〇〇さん、どうかそんな彼のことを愛情たっぷりの手料理でもてなすと同時に、ぜひともたくさんの言葉や仕草を通して、彼への思いやりを直接伝えていって下さいね。おふたりがいつまでも気持ちの通い合ったご夫婦として、温かな時間を過ごされることを願っています。最後に新郎新婦の末長いお幸せと、ご列席の皆様のご多幸・ご発展をお祈りし、わたくしのご挨拶とさせていただきます。●●君、〇〇さん、本日は本当におめでとう!

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