上司のスピーチ挨拶例文4

只今ご紹介に預かりました、※※(会社名)にて※※(役職名)を務めております、〇〇と申します。●●君、△△さん、ご結婚まことにおめでとうございます。ご両家の方々へも、心よりお慶びを申し上げます。●●君とはお互い柔道に覚えのある者として、職場を超えた親しい付き合いを続けて参りました。そんな彼の新たなスタートを皆様とともに見守ることができ、感無量の思いです。まことに恐縮ではございますが、手元の原稿に目を通しつつ、ひと言お祝いの言葉を述べさせていただきたいと思います。

新郎の●●君は2007年5月、当社へ入社されました。そして現在は、印刷機械のオペレーターとして丸6年のキャリアを持つ、前途有望なスタッフへと成長しておられます。普段は●●君ならではのひょうきんさで明るく振る舞っていますが、いざ仕事となればいつもとはうって変わり、黙々と仕事に取り組んでくれます。見事な豹変ぶりもそうですが、いつでも着実に仕事をこなしていく君の姿勢は、上司の私もうならせるほどです。また、先輩スタッフから多少無理なことを言われても、嫌な顔一つせずやってのけてしまう根性は、さすが●●君だなと思っています。昨年には持ち前の頑張りで「印刷技能士」の資格も取得されていますので、ぜひこれからも職場一番の若手として、向上心を忘れず、さらなる成長を目指していって下さいね。大いに期待しています!

●●君に初めて会ったとき感じた親近感は、やはり共通する柔道から来るものだったのかもしれません。あの日から兄同様に慕ってくれた君に、私も本当の弟のように接してきたつもりです。大阪で転勤生活を送っていた4年の間、●●君が私の作業着やルーペを使っていたと聞いた時には、まるで兄の留守を弟が守っていてくれたような気がして、とても感動しました。ご結婚後も奥様のお許しがいただける範囲で、飲みに行ったり○○に出掛けたり、これまでと変わらない付き合いができれば嬉しく思います。

ここでこれからの●●君を応援するべく、私なりの一言を贈ります。「精力善用・自他共栄」───これらの言葉は、講道館の創始者である嘉納治五郎氏が、柔道の理念として説いたものです。精力善用とは「社会のために持てる力を最大限に生かす」という意味であり、また自他共栄とは、「相手とより良い関係を維持することで、共に栄えていこう という考え方です。嘉納師範が言われたように、常に全身全霊で仕事に向き合い、今後も当社の事業に大きく貢献していって下さい。そしてまた、掛け替えのない人生のパートナーとなられた△△さんを信頼し、お互いに助け合うことによって、おふたりがより温かく堅実なご家庭を築いていかれることを心から願っています。“柔道の精神”を心の糧に日々を過ごすことが、希望にあふれたご夫婦の未来へ繋がっていくものと、私は信じて止みません。●●君、△△さん、どうぞ末長くお幸せに…本日は本当におめでとう!

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