新郎友人のスピーチ挨拶例文1

○○くん、◇◇さん、ご両家ならびにご親族のみなさま、本日は誠におめでとうございます。私は、○○くんの高校時代からの友人である◇◇と申します。大変、恐縮ですが、友人を代表してお祝いの言葉を述べさせていただきます。

私と○○くんのお付き合いは、高校、大学、社会人と、学生時代のバイトから住んでいたマンションまで同じという、なんだかんだの腐れ縁で12年になろうかと思います。それはもう、良い所悪い所含め、沢山知っておりますが、本日は、おめでたい席ということもあり、お話できる範囲にとどめておきたいと思っています。

まず、彼は、ご覧のとおり長身でかっこよく、おしゃれな人間です。また、友人も多く、頭もいいし、みんなを引っ張っていくカリスマ性も持っております。さらには、スポーツも得意で、高校の時には国体の選手に選ばれたりもしております。現在では、同じ会社に勤務しておりますが、テキパキと仕事をこなして、会社の中枢である本店で活躍しております。こちらも、私が評するのは変な話ですが、将来有望ではないかと思っております。

と、ここまでは、完璧に思える彼ですが、実は、本日隣に座っております新婦△△さんとの出会いの場面では、とんでもないことをしでかしております。

新郎と新婦が最初に出会ったのは、確か大学3回生の時だったかと思います。そのとき、新郎と私は大学の食堂で食事をしていたのですが、次の瞬間、○○君は、いきなり立ち上がったかと思うと「ちょっと行ってくるから」と言うなり、私1人をおいて彼女のところに走って行ってしまったのです。そして、その場で食事に誘い、携帯のアドレスを教えてもらい、その後、お付き合いが始まりました。

一見、素晴らしい出会いのエピソードに思えますが、彼は腐れ縁の親友である、僕を置いてけぼりにして、こんな綺麗な女性をナンパしに行っていたのです。なぜ、あの時一緒に連れて行ってくれなかったのかと、今でも思い出すたびに涙が出ることもあります。本当にひどい話です。

でも、この話にも続きがありまして、あとで聞いたことなのですが、そのとき彼女になにかを感じ、行動せずにはいられなかった、ということでした。その後のお付き合いを経て、本日ご結婚することとなり、やはりお二人は、腐れ縁の僕よりも、強い絆で結ばれ出会う運命だったのだと思います。

いずれにしましても、ご両人をよく知っておりますので、すごくお似合いだと思います。いつまでも仲のいい夫婦で、幸せな家庭を築いていってください最後に、お二人の前途に明るい未来が訪れる事をお祈りして、僕からのお祝いの言葉とさせていただきます。本日は、おめでとうございます。

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