友人代表としてのスピーチは手紙形式がおすすめ!書き方や例文を紹介

結婚式スピーチの手紙を書く

「友人代表スピーチをお願いされたけどどうしよう」とお悩みではありませんか?大事な友人の晴れ舞台なので、せっかくなら良いスピーチをしたいですよね。

本記事では、友人代表スピーチにて定番の手紙形式でスピーチ原稿を作成する方法を紹介しています。

また、内容を考える手順や構成、スピーチ時の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。素晴らしいスピーチ原稿を作成して、あなたの大事な友人の結婚式を良いものにしましょう。

手紙形式のスピーチの書き方

手順①:新郎新婦とのエピソードを思いつくだけ書き出す

まず最初に、新郎(新婦)とのエピソードを書き出していきましょう。

学生時代に出会ったのであれば、学校の行事や部活動での印象的なエピソードがあると思います。そのエピソード中で、自分がどう思ったのかをまとめていってください。

手順②:相手の人柄が見えるようなエピソードを1つピックアップする

手順①でいくつかエピソードが書き出せたと思いますので、その中でも特に印象的だったエピソードを1つか2つ選んでください。

新郎(新婦)の人柄であったり、自分自身がどんな印象を抱いたのか細かく書いていきましょう。できるだけ新郎(新婦)の良いところを中心に紹介するように書くと良いです。

手順③:ピックアップしたエピソードを中心に内容をまとめる

手順②でピックアップしたエピソードで、新郎(新婦)への思いを伝えつつ、今までの感謝や嬉しい気持ちを書いていきましょう。

「最初のあいさつ、自己紹介、新郎新婦とのエピソード、締め」という構成が基本です。構成と例文については事項で説明しています。

【抑えておきたいポイント】

・会話しているような形式で書く

新郎(新婦)に語りかけるような文章でスピーチ原稿を書いていきましょう。

例えば、「あのときは〇〇があって大変だったよね?」というような内容です。自分の語りたいことを一方的に話すだけでなく、新郎(新婦)とコミニュケーションをとりながら進めていくと良いスピーチになります。

・少しユーモアを加える

感動的な内容はもちろん、少しクスッとなる内容も入れてあげましょう。

新郎(新婦)にまつわる面白いエピソードや言動、行動などがあると会場が盛り上がります。結婚式に参加されている方やスピーチするあなたも緊張感がほぐれるはずです。

スピーチの基本的な構成

手紙形式

・あいさつ

・自己紹介

・新郎新婦とのエピソード

・はなむけの言葉・締め

新郎の友人の想定で例文を作成すると以下のようになります。

構成例文
あいさつ〇〇くん、〇〇さん。本日はご結婚おめでとうございます。また、ご両家の皆様にも心からお祝い申し上げます。
自己紹介先ほどご紹介に預かりました新郎の友人の〇〇と申します。新郎の〇〇くんとは高校生のときの同級生で、高校1年から3年まで同じクラスでした。
新郎新婦とのエピソード第一印象は明るく元気な人だなと思いました。〇〇くんとは席も近く、すぐに仲良くなったことを覚えています。 〇〇くんはクラスのムードメーカー的な存在で、いつも僕らを楽しく盛り上げてくれました。特に〇〇の時には…
はなむけの言葉・締め〇〇さん、〇〇くんはとても明るく楽しい人なので、きっと笑顔いっぱいな家庭を作ってくれると思います。〇〇くんのことを末長くよろしくお願いします。これから2人には楽しいことだけでなく、色々と大変なこともあると思いますが、力を合わせて乗り越えていってください。 お二人の幸せを心より願っています。新郎新婦、そしてご両家の皆様方の幸せが末永く続くことを心よりお祈りしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。 ご清聴いただきありがとうございました。

スピーチでの注意点

スピーチの内容として注意しなければならないポイントがあります。書いた文章に下記の内容がないのか、チェックしてください。

新郎新婦の印象が悪くなる話は控える

友人と長い付き合いであれば、さまざまなエピソードがあると思います。親しい仲であれば、二人しか知らないような話もあるかもしれません。

もちろん、面白いエピソードや失敗話などもスピーチの内容に入れても良いですが、新郎(新婦)の印象が悪くなるような内容はやめましょう。

”親しき中にも礼儀あり”という言葉があるように、結婚式という晴れやかな舞台に相応しい内容のスピーチ内容を考えないといけません。

お祝いの場に相応しい言葉を使う

結婚式では縁起の悪い言葉を避けなればいけません。スピーチの際に使うことがないように、チェックしておきましょう。

再婚を連想させるわざわざ、たまたま、重ね重ね、いよいよ、度々、くれぐれも、重々、いろいろ、またまた、なおまた、しばしば、次々、再々、益々、どんどん、だんだん、みるみる、いよいよ、日々、ときどき 戻す、繰り返す、繰り返し、再び、再度、再三、二度、二回
不幸を連想させる焦る、敗れる、憂い、散る、悲しむ、無し、無くす、おしまい、別れる、切る、切れる、離れる、終わる、破る、割れる、去る、痛い、痛み、飽きる、捨てる、とんだこと、とんでもない、冷める、忙しい、流れる、流す、降りる、さらに、泣く、悪い、相次いで、相次ぎ
別れを連想させる去る、飽きる、捨てる、冷える、冷める、別れる、切る、切れる、離れる、帰る、終わる、終える、降りる、枯れる、嫌う、嫌い、薄い、疎遠、疎んじる、浅い、憂い、おしまい、返す、ほどける、裂ける、放す、破れる、割れる、忙しい、壊れる、消える

事前に内容をチェックしてもらう

自分で書いた文章の良し悪しを判断するのは、書いた本人だと難しいです。そのため、友人や家族、恋人などに内容をチェックしてもらいましょう。

結婚式に相応しい内容になっているか、新郎(新婦)に思いを伝えられる内容になっているか見てもらうことをおすすめします。

見てもらうのは少し恥ずかしいかもしれませんが、良いスピーチにするために勇気を出しましょう。

また、話すエピソードについて新郎(新婦)に事前に確認をとっておくと良いです。もしかしたら、新郎(新婦)にとっていい思い出ではない話かもしれないので、念の為確認しておきましょう。

スピーチで話すときのポイント

スピーチで話すときのポイントは下記3点です。

・堂々と話す

・全体的に目線を配る

・表情は柔らかく笑顔で

姿勢は美しく堂々とスピーチしましょう。カンペは見ながら話してもよいですが、目線は新郎新婦や親族、友人などにも目線を配るように意識してください。

表情は笑顔でいると良いです。もしかしたら感極まって涙を流すことがあるかもしれませんが、ゆっくり自分のペースで思いを伝えれば大丈夫です。

手紙は渡した方がいい?いつ渡す?便箋と封筒は?

便箋と封筒

せっかく新婦(新郎)のために書いた手紙ですから、直接本人に手渡すのもいいです。その時はちょっといつもより上質の便箋で封筒に入れて渡してあげてください。

もらった方はいつまでも大切に保管してくれるはずです。

渡すタイミングは、読み終えてから渡してもOKですし、懇談中にこっそり渡しても構いません。

おすすめの便箋と封筒のセットです。

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まとめ

本記事では、友人代表として結婚式のスピーチを任された時の原稿の書き方と注意点について紹介しました。

大事な友人の晴れ舞台ですので、相手の心に残るような素敵なスピーチにしてください。

本番では緊張をしたり、思い出を振り返って涙することもあるかもしれませんが、あなたの気持ちを真っ直ぐ伝えてくれると新郎新婦はとても喜んでくれます。

あなたに任せて良かったと思えるように、気持ちを込めてスピーチして、素敵な結婚式にしましょう。

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