新婦友人代表挨拶スピーチ例文
●●(新郎)さん、△△(新婦)さんご結婚おめでとうございます。またご両家の皆様にも心よりお慶び申し上げます。私はただいまご紹介にあずかりました、〇〇(本人名前)と申します。本日は新婦の友人を代表いたしまして、ひとことお祝いのごあいさつをさせていただきたいと思います。
新婦の△△さんとは、大学でフランス語のクラスが同じになったことから仲良くなりました。最初は、「あまりしゃべらないおとなしい子だな」という印象でしたが、実は人見知りをしていたらしく、少し慣れてくると私以上に話好きなことがわかってきました。また、細かいことは気にしない、のんびり屋さんでおおらかなマイペース型ではありますが、やるときはやる!白黒はっきりつける!といった頼もしいところもあります。私は几帳面で計画的な性格なので、まさに正反対の2人ではありますが、不思議と気が合い、大学の4年間はいつも一緒に過ごしました。そんな私たちが唯一共通しているところは、ずばり「食いしん坊」なところです。これは大げさではなく、私たちの周りには、いつもどんな時も食べ物があったのです(笑)。授業の合間にはお菓子、学食では大盛りランチ、放課後はファミレスで甘~いスイーツとドリンクバーで何時間もおしゃべりするのがそのころの私たちの日課でした。よく旅行にも行ったのですが、当然、行き先は観光よりも、「おいしいものがたくさん食べられる場所」というのが暗黙の了解でした(笑)。そんな理由から選んだイタリア旅行では、ローマ時代の遺跡や美術館をめぐり、いざ楽しみにしていたイタリアンジェラートを食べたのですが、私たちが行ったのは12月、つまり真冬のイタリアだったのです。私は、あまりの寒さに凍えそうでその味が全くわからなかったのですが、隣を見ると△△さんが「おいしい」と満面の笑みでジェラートをほおばっていたのです。私はその姿を見たとき、彼女の食いしん坊魂にはかなわないことをしみじみと実感しました(笑)。大学を卒業してからはお互い進む道が違っていましたので、なかなか会えなくなりましたが、それでも時々電話やメールで連絡を取り合い、親交を続けてきました。今思うと、彼女と過ごした毎日はとても楽しくて、私の隣にはどんな時も△△さんの明るい笑顔がありました。彼女とのたくさんの思い出は私の大切な宝物であり、いつもそばにいてくれた△△さんには感謝の気持ちでいっぱいです。今日は、いままで見たこともないような幸せな笑顔が見られて本当にうれしく思っています。
新郎の●●さんには初めてお会いしましたが、△△さんからお聞きしていた通りの優しそうな方で安心しました。どうか、私の大切な親友△△さんを世界一幸せにしてあげてください。△△さん(呼びかけ)、これからは、食べるだけではなく、●●さんにおいしい料理をたくさん作ってくださいね。そして、どんな時もお2人で支えあい、いつまでも笑顔があふれる温かい家庭を築いていってほしいと思います。本日は本当におめでとうございました。