結婚式:新郎 締めの挨拶・謝辞 のポイント・例文を解説

結婚式 新郎挨拶 謝辞

新郎の挨拶(謝辞)

結婚式(披露宴)では最後に、新郎が列席者に対して
締めの挨拶、いわゆる謝辞を行うのが慣例です。

普段、大勢の場でスピーチする機会が少ない人は緊張する場面ですね。
でも大丈夫です!
初めから原稿を準備して何度も練習しておけば乗り越えられます。


新郎の挨拶(謝辞)は大きく4つの段落に分けられます。

  1. 冒頭あいさつ
  2. 新婦とのエピソード
  3. 結婚生活への決意
  4. お互いの両親へ感謝の言葉
  5. 結び(締めの挨拶)

それでは細かく見ていきましょう。

1.冒頭の挨拶

まずは、列席者に対して本日の出席や頂いた祝辞に対して、感謝の言葉を述べます。
以下の例文を参考にしてください。

「本日のご多用の中、ご列席いただき、誠にありがとうございます。 この度は、私たち〇〇(新郎の名前)と〇〇(新婦の名前)の結婚を祝福していただき、厚く御礼申し上げます。 」

「本日はご多用のなか、私たちのためにお集まりくださいましてありがとうございました。皆様方のお陰で今日という素晴らしい日を迎えられ、こうして思い出に残るひと時を過ごせましたことを〇〇共々心より嬉しく思っております。頂戴しました、心温まるお祝いや励ましの言葉を胸に刻み、二人で歩んでまいりたいと思います。」

2.新婦とのエピソード

新婦との出会いや新婦のどういったところが好きか、日々の生活で感謝しているところを述べます。
以下の例文を参考にしてください。

「〇〇とは、〇〇の場所で出会い、〇〇がきっかけで交際を始めました。 〇〇の優しさ、〇〇の明るさに惹かれ、いつしかなくてはならない存在となりました。 」
「〇〇と一緒にいると心が安らぎ、彼女の笑顔を見るだけで幸せを感じたものです。二人でいろいろなところに出掛け、同じ景色を見たり、美味しいものを食べて一緒に感動するうちに「この人しかいない。ずっとそばにいてほしい」と強く思うようになり、結婚を決意しました。」

3.結婚生活への決意

これから二人で歩む結婚生活に向けて列席者に対する決意表明をします。
以下の例文を参考にしてください。

「〇〇と二人三脚で、温かい家庭を築いていきたいと思います。 互いを尊重し、支え合いながら、どんな困難にも立ち向かっていきます。 まだまだ未熟な私たちですが、皆様のご指導ご鞭撻を賜りながら、幸せな家庭を築いていきますので、温かく見守っていただけますと幸いです。」

「これからは大変なこともあると思いますが、〇〇が隣で笑っていてくれれば、お互いを尊敬し合い、何でも話せる明るく楽しい家庭を築いていけると信じています。」

4.お互いの両親への言葉

自分の両親へは今まで育ててくれたことへの感謝の言葉、そして新婦の両親へは今後の決意を述べます。
以下の例文を参考にしてください。

「ここでこの場をお借りして両親にもひとこと伝えたいと思います。」

「こうして多くの方に祝福され、人生最高の日を迎えられたのは、たくさんの愛情を注いで、常に優しく見守ってくれた二人のお陰です。今まで本当にありがとうございました。」

「〇〇さんのお父さん、お母さん。初めてお会いした時から温かく迎えてくださりありがとうございます。お二人が大切に育てられた〇〇さんのことは、必ず幸せにしますので、安心して私に任せてください。末永くよろしくお願いいたします。」

5.結びのことば(締めの挨拶)

列席者に対して最後にお礼の挨拶をします。以下の例文を参考にしてください。

「今後はこの感動を胸に精一杯努力する所存でおりますが、道に迷った時には皆さまのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。ご列席の皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私のお礼の言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」

「今後は、この感動を忘れることなく、精一杯努力するつもりでおりますが、なにぶん未熟者の二人です。困ったとき、道に迷ったときにはどうかご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。最後になりましたが、ご列席のみなさまのご健康とご幸福をお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。」

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