【例文あり】上司としての結婚式のスピーチ|ポイントや注意点を紹介

上司のスピーチ

「上司としてスピーチをお願いされたけどなにを話せば…」とお悩みではありませんか?

大事な部下の晴れ舞台なので、せっかくなら良いスピーチをしたいですよね。本記事では、上司として素敵なスピーチをするために必要な要素や注意点を解説しています。また、スピーチ例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

素晴らしいスピーチをして、あなたの大事な部下の結婚式を良いものにしましょう。

スピーチの基本的な構成と例文

・あいさつ

・自己紹介

・新郎新婦とのエピソード

・はなむけの言葉・締め

新郎の上司の想定で例文を作成すると以下のようになります。

構成例文
あいさつ〇〇くん、〇〇さん。本日はご結婚おめでとうございます。また、ご両家の皆様にも心からお祝い申し上げます。
自己紹介先ほどご紹介に預かりました新郎の勤務先の上司の〇〇と申します。 はなはだ僭越(せんえつ)ではございますが、ひと言ごあいさつさせていただきます。
新郎新婦とのエピソード新郎の〇〇くんとは、3年前から同じチームの一員として、一緒に仕事をしています。 〇〇くんはまじめで仕事が早いため、非常に頼れるメンバーの一人です。 同じチームになった3年前はまだ会社に入ったばかりで右も左もわからず、色々と失敗や苦労をしていましたが、今では自分で仕事をきっちり進めており、すごく成長したなと感じています。 〇〇くんの魅力は、謙虚さと行動力です。仕事に対するアドバイスをさせていただく機会が多いですが、謙虚に聞き入れすぐに実行に移してくれています。 また最近の〇〇くんの活躍について、少しお話すると…
はなむけの言葉・締め私自身、未熟者ではございますが、長い間の結婚生活で得た夫婦円満の秘訣について教えたいと思います。 その秘訣とは「些細なことにも感謝を伝える」です。 月並みな秘訣ではありますが、長い夫婦生活を振り返って非常に大切なことだと感じています。 感謝を伝えるのは、少し照れくさいと思うかもしれませんが、些細なことであっても必ず伝えてください。 お互いが歩み寄り思いやりを持つことで、幸せな夫婦生活を過ごすことができます。
〇〇くん、〇〇さん、これから2人には楽しいことだけでなく、色々と大変なこともあると思いますが、力を合わせて乗り越えていってください。 お二人の幸せを心より願っています。新郎新婦、そしてご両家の皆様方の幸せが末永く続くことを心よりお祈りしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。 ご清聴いただきありがとうございました。

スピーチで必要な要素

上司としてスピーチするにあたって入れるべき要素は以下の3点です。

  • 祝福の言葉と感謝の気持ち

当たり前の内容ではありますが、祝福の言葉と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

上司と部下の関係だと感謝を伝える機会は少ないと思いますので、改めて今までの感謝を伝えてあげてください。

  • 人生の先輩としてのアドバイス

あなたは新郎新婦よりも人生経験が豊富だと思います。

今までの人生や結婚生活の中で得た経験や学びについて、アドバイスをしてあげてください。

夫婦円満の秘訣や苦難を乗り越える方法など、2人の人生の助けになるような内容が良いです。

  • 上司ならではの視点で魅力を語る

新郎新婦が職場でどのように活躍しているか、どんな魅力があるかなど、上司ならではの視点で伝えましょう。

普段の生活からはわからない新郎新婦の魅力や仕事ぶりが伝わるようなスピーチ内容が良いです。

注意点として、ただの失敗談やダメなところは話さないようにしてください。

新婦新婦はもちろん親族の皆様にもよくない印象を与えてしまうため、せっかくの結婚式が台無しになってしまいます。

スピーチ内容に関する注意点

ポイント

スピーチの内容として注意しなければならないポイントがあります。下記の項目に注意してスピーチの原稿を作りましょう 。

・敬意を表す

・丁寧な言葉を使う

・会社のことを話しすぎない

・短い時間で語れる内容にする

・お祝いの場に相応しい言葉を使う

敬意を表す

結婚式はお祝いの席であり、親族の方々や友人が集まっている場です。

新郎新婦は会社の部下ではありますが、しっかりと敬意を表すようにしましょう。

スピーチの最初に、新郎新婦に敬意を表し、彼らの結婚を祝福してあげてください。

丁寧な言葉を使う

いくら上司といえど結婚式の場なので、丁寧な言葉を使ってスピーチするようにしてください。

高圧的な物言いや普段使っている言葉使いは避けて、結婚式に相応しい言葉を使うようにしましょう。

会社のことを話しすぎない

新郎新婦とのエピソードを紹介するために、多少は会社のことを話す必要があります。

しかし、会社や仕事の詳しい話をしてしまうと出席している方々にとっては退屈な時間になってしまいます。

簡単な紹介だけに留めて新郎新婦に関する話に重きをおきましょう。

短い時間で語れる内容にする

スピーチはできるだけ短くして、要点だけを伝えるようにしましょう。

だらだらと長いスピーチは出席者を飽きさせるだけでなく、自分自身の評価も下げてしまいます。

祝福の言葉と部下である新郎新婦の魅力を伝えることができれば十分です。

お祝いの場に相応しい言葉を使う

NG

結婚式では縁起の悪い言葉を避けなればいけません。スピーチの際に使うことがないように、チェックしておきましょう。

再婚を連想させるわざわざ、たまたま、重ね重ね、いよいよ、度々、くれぐれも、重々、いろいろ、またまた、なおまた、しばしば、次々、再々、益々、どんどん、だんだん、みるみる、いよいよ、日々、ときどき 戻す、繰り返す、繰り返し、再び、再度、再三、二度、二回
不幸を連想させる焦る、敗れる、憂い、散る、悲しむ、無し、無くす、おしまい、別れる、切る、切れる、離れる、終わる、破る、割れる、去る、痛い、痛み、飽きる、捨てる、とんだこと、とんでもない、冷める、忙しい、流れる、流す、降りる、さらに、泣く、悪い、相次いで、相次ぎ
別れを連想させる去る、飽きる、捨てる、冷える、冷める、別れる、切る、切れる、離れる、帰る、終わる、終える、降りる、枯れる、嫌う、嫌い、薄い、疎遠、疎んじる、浅い、憂い、おしまい、返す、ほどける、裂ける、放す、破れる、割れる、忙しい、壊れる、消える

スピーチで話すときのポイント

スピーチで話すときのポイントは下記3点です。

・堂々と話す

・全体的に目線を配る

・表情は柔らかく笑顔で

姿勢は美しく堂々とスピーチしましょう。カンペは見ながら話してもよいですが、目線は新郎新婦や親族、ご友人の方々にも目線を配るように意識してください。

表情は柔らかく笑顔で、祝福の気持ちを込めてスピーチしましょう。

まとめ

本記事では、新郎新婦の上司として結婚式のスピーチを任された時の原稿の書き方と注意点について紹介しました。大事な部下の晴れ舞台ですので、相手の心に残るような素敵なスピーチにしてください。普段はあまり伝えられない感謝の気持ちや良いと思っていることを、真っ直ぐ伝えてあげると新郎新婦はとても喜んでくれます。あなたに任せて良かったと思ってもらえるように、素敵な結婚式に良いスピーチを添えましょう。

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