結婚式スピーチの例文まとめ|立場別に使える文例集

結婚式スピーチ 新婦友人

結婚式でスピーチを頼まれたものの、

「何を話せばいいのかわからない」
「失礼のない内容にしたい」
「できれば新郎新婦に喜んでもらえるスピーチにしたい」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結婚式のスピーチは、話す人の立場によって内容や構成が大きく異なります。新郎新婦の上司として祝辞を述べる場合と、親友として友人代表スピーチをする場合では、ふさわしい言葉やエピソードも違います。

そこでこの記事では、結婚式でよくあるスピーチを立場別に紹介します。基本的な構成や、そのまま参考にできる例文も掲載していますので、スピーチ原稿作りにお役立てください。

結婚式で行われる主なスピーチ一覧

結婚式や披露宴では、主に次のようなスピーチが行われます。

  • 主賓・上司の祝辞
  • 友人代表スピーチ
  • 乾杯の挨拶
  • 親族代表謝辞
  • 新郎父親の謝辞
  • 新婦の手紙
  • ウェルカムスピーチ
  • 新郎謝辞

それぞれのスピーチには役割があります。

たとえば上司の祝辞では、新郎新婦の人柄や仕事ぶりを紹介しながら、今後の幸せを願う言葉を贈ります。一方、友人代表スピーチでは、学生時代やこれまでの思い出を交え、親しい友人だからこそ知っている新郎新婦の魅力を伝えることができます。

まずは、自分がどの立場でスピーチをするのかを確認しましょう。


1.上司・主賓の結婚式スピーチ例文

結婚式のスピーチ 上司

新郎または新婦の上司、会社関係者が行う祝辞です。

基本的な構成

  1. 自己紹介
  2. 結婚のお祝い
  3. 新郎または新婦との関係
  4. 職場でのエピソード
  5. 新郎新婦へのメッセージ
  6. 結びのお祝いの言葉

例文

ただいまご紹介にあずかりました、新郎○○君の勤務先で上司をしております、○○と申します。

○○君、○○さん、このたびはご結婚、誠におめでとうございます。

また、ご両家の皆様におかれましても、心よりお祝い申し上げます。

○○君は、私が知る限り、仕事に対して大変真面目で、責任感の強い人物です。

どのような仕事にも前向きに取り組み、困っている同僚がいれば自然と手を差し伸べる、そんな優しさも持っています。

本日、素敵な○○さんと出会い、こうして人生の新たな一歩を踏み出されることを、職場の者として大変うれしく思います。

これからは、お二人で力を合わせ、楽しいことも、時には困難なことも、一つひとつ乗り越えていってください。

お二人の末永い幸せと、ご両家のますますのご繁栄を心よりお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます。


2.友人代表スピーチの例文

友人代表スピーチは、新郎新婦との思い出を中心に話すスピーチです。

笑いを交えた楽しい内容にすることもできますし、感謝や友情を中心にした感動的な内容にすることもできます。

基本的な構成

  1. 自己紹介
  2. 新郎または新婦との出会い
  3. 思い出のエピソード
  4. 相手の人柄や魅力
  5. 結婚相手へのメッセージ
  6. お祝いの言葉

例文

○○さん、○○さん、ご結婚おめでとうございます。

ただいまご紹介にあずかりました、新婦○○さんの友人、○○と申します。

○○さんとは学生時代からの付き合いで、気がつけばもう○年以上になります。

学生時代の○○さんは、いつも周りを明るくしてくれる存在でした。

落ち込んでいる人がいれば声をかけ、困っている人がいれば自分のことのように心配する。そんな優しさに、私自身も何度も助けられてきました。

そんな○○さんから、「結婚することになりました」と聞いたときは、自分のことのようにうれしかったことを覚えています。

そして今日、○○さんの隣で幸せそうに笑っている○○さんを見て、改めて本当に素敵な人と出会えたのだなと感じています。

○○さん、これからも○○さんのことをよろしくお願いします。

そして○○さん、これからも昔と変わらず、たまには私とも遊んでください。

お二人がこれから笑顔あふれる素敵な家庭を築かれることを心から願っています。

本日は本当におめでとうございます。


3.乾杯の挨拶の例文

結婚式 乾杯の挨拶 上司

乾杯の挨拶は、披露宴の始まりを盛り上げる大切な役割があります。

長すぎる挨拶は避け、1〜2分程度で簡潔にまとめるのが一般的です。

例文

ただいまご紹介にあずかりました、○○と申します。

○○君、○○さん、ご結婚誠におめでとうございます。

また、ご両家の皆様におかれましても、本日は誠におめでとうございます。

本日このように多くの皆様に祝福され、お二人の晴れやかな姿を拝見し、大変うれしく思います。

お二人のこれからの人生が、今日のこの素晴らしい一日のように、笑顔と幸せにあふれるものとなりますことを心より願っております。

それでは皆様、お手元のグラスをお持ちください。

お二人の末永い幸せと、ご両家のますますのご繁栄を祈念いたしまして、乾杯!


4.父親の結婚式スピーチ・謝辞の例文

新郎または新婦の父親が行うスピーチでは、子どもの成長を振り返りながら、感謝と祝福の気持ちを伝えます。

例文

本日は、私どもの子どもたちのために、このように多くの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

父親として、今日までのことを振り返りますと、本当にあっという間だったように感じます。

小さかった○○が、こうして立派に成長し、素晴らしい伴侶と出会い、新しい家庭を築いていく日を迎えることができました。

うれしい気持ちと同時に、少し寂しい気持ちもありますが、それ以上に、今日の二人の幸せそうな姿を見ることができ、親としてこれほど幸せなことはありません。

○○、そして○○さん。

これからは二人で支え合い、相手を思いやり、笑顔の絶えない家庭を築いてください。

至らぬ親ではございますが、これからも変わらず二人を見守っていきたいと思います。

本日は誠にありがとうございました。


5.親族代表謝辞の例文

親族代表謝辞は、両家を代表して参列者へ感謝を伝えるスピーチです。

例文

本日はご多用の中、新郎○○、新婦○○の結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。

親族を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。

本日、多くの皆様から温かいお祝いのお言葉をいただき、二人はもちろん、私ども親族一同も大変うれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

これから二人は、夫婦として新しい人生を歩んでまいります。

まだまだ未熟な二人ではございますが、皆様からいただいたご縁とご厚情を大切にしながら、支え合って成長してくれるものと思います。

今後とも変わらぬご指導とご厚情を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。


6.新婦の手紙の例文

新婦の手紙は、これまで育ててくれた両親や家族へ感謝を伝える時間です。

上手な文章を書くことよりも、自分自身の素直な気持ちを伝えることが大切です。

例文

お父さん、お母さん。

今日まで大切に育ててくれて、本当にありがとう。

小さい頃から、当たり前のように一緒に過ごしてきた家族との時間。

その一つひとつが、今になってどれほど大切なものだったのかを感じています。

嬉しいことがあったときには一緒に喜んでくれて、辛いときには何も言わずにそばにいてくれました。

私が今日こうして大切な人と出会い、新しい人生を歩き始めることができるのは、二人がいつも私を愛し、支えてくれたからです。

これからは○○さんと二人で、私が育った家庭のように、温かく笑顔のあふれる家庭を築いていきたいと思います。

お父さん、お母さん。

今まで本当にありがとう。

そして、これからもよろしくお願いします。


7.ウェルカムスピーチの例文

ウェルカムスピーチは、新郎新婦が披露宴の冒頭でゲストへ感謝を伝える挨拶です。

例文

本日は私たち二人の結婚披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございます。

本日こうして、私たちにとって大切な皆様に見守られながら、この日を迎えることができ、大変うれしく思っています。

日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて、本日はささやかではございますが、楽しい時間をご用意いたしました。

短い時間ではございますが、どうぞお食事と会話を楽しみながら、最後までごゆっくりお過ごしください。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。


8.新郎謝辞の例文

新郎謝辞は、披露宴の最後に新郎がゲストへ感謝を伝えるスピーチです。

例文

本日は私たち二人のために、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。

また、本日このような素晴らしい一日を迎えるにあたり、多くの皆様から温かいお祝いのお言葉をいただき、心より感謝しております。

今日まで私たちを支えてくださった家族、友人、職場の皆様、そして本日お集まりいただいたすべての皆様のおかげで、私たちは今日という日を迎えることができました。

これからは夫婦として、楽しいことばかりではなく、さまざまな出来事があると思います。

そんなときには二人で力を合わせ、支え合いながら、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

まだまだ未熟な二人ではございますが、今後とも変わらぬお付き合いをいただけますと幸いです。

本日は誠にありがとうございました。


結婚式スピーチを成功させる5つのポイント

1.最初に「お祝いの言葉」を伝える

どの立場であっても、まずは新郎新婦の結婚を祝福する言葉から始めましょう。

2.自分にしか話せないエピソードを入れる

例文をそのまま読むだけでは、印象に残るスピーチになりにくいものです。

「学生時代の思い出」「職場での出来事」「家族だけが知っている一面」など、自分だからこそ話せるエピソードを一つ入れると、ぐっと温かみが増します。

3.長くしすぎない

気持ちを伝えたいあまり、話が長くなりすぎることがあります。

一般的には、スピーチは3〜5分程度を目安にすると聞きやすいでしょう。乾杯の挨拶やウェルカムスピーチは、さらに短めにまとめるのがおすすめです。

4.NGな話題に注意する

過去の恋愛、下品な話、暴露話、本人が触れられたくない失敗などは避けましょう。

笑いを取ろうとして話した内容が、新郎新婦やご家族を困らせてしまう可能性もあります。

5.原稿は「話し言葉」で作る

スピーチ原稿は、文章として美しくても、実際に声に出すと読みにくいことがあります。

難しい言葉を使いすぎず、自分が普段話している言葉に近い表現を選ぶことが大切です。


例文を自分の場合に合わせるのが難しい方へ

結婚式スピーチの例文を読んでも、

「自分の場合は事情が違う」
「何を話せばいいのかわからない」
「新郎新婦との思い出が多すぎてまとめられない」
「失礼のない文章になっているか心配」

という方も少なくありません。

結婚式のスピーチは、一般的な例文をそのまま使うより、新郎新婦との関係や思い出に合わせて作ることで、より心に残るものになります。

話したいことや、新郎新婦との思い出を箇条書きで整理するだけでも、スピーチの内容は作りやすくなります。

大切なのは、上手な言葉を並べることではありません。

「おめでとう」という気持ちと、「これまでありがとう」という気持ちを、自分らしい言葉で伝えること。

それが、新郎新婦にとって何よりもうれしい結婚式スピーチになるはずです。

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